nowadays/あすくれかおす
、不在届けマシン(あれは何ぞの機械でしょう)の電子音、
道路と大きめ自動車の擦れ合う音、
自転車チェーンに絡まる傘の、カラカラ音。
マシンだらけてる、音の正体は次々にうつりかわり。
その隙間をぬって、冬の音を聞いて(総じる。私の全感覚で)。
少しの間鼻先で呼吸、音と一緒に赤切れて散って、
リヴァーブが耳に残る、
残って、
最後はやはりゆく。
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お゛ーの゛ーこ゛ーし゛ーは゛ーあ゛ーき゛ーま゛ーへ゛ーん゛ーでー゛
ヨダレの垂れそうな濁音で敷き布団を震わせながら、唇の響きを感じる。
だけど妄想はマナーモード。
静まり返った湖面を這いあがる、
呟きはいつも
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