碧眼ファサード片/アングラ少女
ぼくは三脚をたてる
ぼくは身を潜めて撮影する、蛮勇!
怪奇と猥褻に踊らされる現在
明るい明るい愉楽の
煌々と舞う聖徒
厳粛なるままに一心不乱
浮きたつ世界の不協和音
あるとき踊る侏儒の出現すれば
われら一糸纏わぬ塵子として在る
時にそうして在るというからしばらく
ただ茫然としだいにようやく
さっそくあるがままの原型の秘められた
米櫃の英知の契りをふたたび怒張した蝋の
眼孔めぐる瘤の膿んだ突起で
鷲?もうとするのだから滑稽万般お祭り騒ぎ
その愛でるべき嗜虐、この嗜虐?
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