修羅を読む(1)/
Giton
風鳴れど 業のはなびら 散りあへず
つめたい沼に立ち通す鳥
☆
氷る融ける カルボン酸の雲の下
梢は青い喪神を吹く
☆
春寒し 洋燈(ラムプ)点れる花畑へ
いそぐ陰気な郵便脚夫
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