from a-so-bo-atic/あすくれかおす
フェド・人間関係で
渋谷以外の
ホーマックで
ワークマンで
傾きがなおらない
もう手遅れのひとなんだ
教科書のトラファルガーでは戦が続き
全ての権力者の像が倒され続けていても
ずっと聞こえる
聞こうという意志が働き続けている
雑音が愛しく
戻ってくる
スケートボードの
古いベアリングの回る部屋で
グッドスプリッターのそろう国で
ひとりだけフルマラソンしてるみたいに
長距離走を戻ってくる
感覚 が
決まりきった鴨川カップルみたいな
間隔 で
近づいてくる
文字の連打
澄み 思うという似つかわしい行為が
それを邪魔する好意という媚薬が
マグネットボード
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