from a-so-bo-atic/あすくれかおす
 
いさくても/あんなにも
すべてが成長していった


(それがこわい)





2℃も違えばあいまいに
昼か夜かに吸い込まれそう
ちみつな微かなバイオリズムに
全く不感症な生きものは
句点/と音/をたて
しるべを落とす/みなもに(みんなモーニング娘。のように)


限られた2℃の夕空に
小鳥を沈めるぼくの視線は
沈んだまんまで踏み出している
太陽の赤いぬかるみに




***





(それにしたって、
あーとかうーとか、
乳児ってゾンビみたいね、
ってことはやっぱり、
誕生って死?)





二度あることは
[次のページ]
戻る   Point(3)