漁色の日々に/前澤 薫
 
漁色に耽った
日々に
思いを致し、
日は暮れてゆく。



俺が
舌の先で
乳首の先端を
舐めれば、
お前は
声を漏らす。
胸を震わす。
目を潤ます。
そう、
すべては微かに
蠢いている。

じっじっじっ……

俺の胸の、
扉が花咲く。

おお至極まで、
これは至極まで
連れて行かねば!

しごく!

誘き出せ!

俺は、
引き裂くように
お前の様々な敏感な場所に
槍を突き立てる。

唾きを
べろから
掌へと
べったり塗りたぐって、
槍と襞を濡らして。
奥底まで挿せる
その場所に、
一気に貫き通す。

そし
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