にゃあ/yoyo
 
本業を失って早2ヶ月過ぎて

暗中模索の仕事探し

友達さえも不況の火車に乗る始末

唯一の家族の弟にさえ

頼ることさえできない姉である



こつこつとバイトをしながら勉強し

面接受けては落胆し

家にいれば

飼い猫が餌がほしいと

にゃあと鳴く

餌をあげなければ暴れる始末



太るから餌は与えないでと弟が

いつも言うので仕方なく

ビニールを食べる傍ら叱りつけ

こっそりあげる猫の餌

飼い猫も大事な家族の一員として
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