孤独/きるきすみー
針は八時を指している
すりガラス越しの外はぼんやり明るい
太陽か、電灯か
星は見えない、未来の人は星を知らないでしょうか
だとしたら得をした気分になるよ
けれど同時に寂しくなるね
私しか他の星を知りません。
私が笑っている時に誰か死んでいるのかも
私が帰って居る時に誰か自殺を考えてる
そう考えると毎日とても苦しいです
私が泣いている時に誰かが嘲笑ってるの
私が死にたくなった時誰かが喜んでいる
そう考えると毎日とても孤独です
大好きな星はいずれ消える。
今見る星は今何処に。
誰かに笑ってほしいからと
ずっと言ってきたけれど
見返りを欲するあまり僕は上を見なくなった。
星を探すのはきっと、
手遅れにならないうちに。
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