88鍵のためのエチュード/未必の恋/
海里
ドラゴンボールで
ゴクウが元気玉をしたように
私たちもポエム玉
この星中から集めてみようか
今なら
二人でいるから大丈夫
砂時計の中の砂の収支のような
言葉たちの大循環
定まらないものを
定められないと思い切れなかったのか
ヒトたる送り手はいつも
読者という名の共犯者を探していたけれど
詩あり遠方より来る
また楽しからずや
もしも、もしもそれが
詩と呼べる何かであるならば
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