超現実/完食
歩いて走って地の果てまでも! と思い描いた青春を思い出す、悪夢
現実は地平線さえ見えない見えない見えはしない そんな話が俺の人生
(夕陽が落ちる頃に目が覚める)
プール開き! クラス替え!
あらゆる希望が夢の中を飛び交って
六畳間、白熱灯、
落ちて行った
(朝日が昇る頃に眠くなる)
才能はない ないんだ、確かに、ない
かと言って俺の中には努力もない、する気もない ないんだ!
だったら、俺には一体何がある? 何もない、ないんだ
(昼は眩しいので布団に籠るよ)
アイ、ユメ、ラッヴ 俺の部屋には あらゆるモノがないけれど
現実が いつもドアを叩いてる 賑やかな、部屋さ
戻る 編 削 Point(1)