超現実/完食
 
歩いて走って地の果てまでも! と思い描いた青春を思い出す、悪夢
現実は地平線さえ見えない見えない見えはしない そんな話が俺の人生

(夕陽が落ちる頃に目が覚める)

プール開き! クラス替え!
あらゆる希望が夢の中を飛び交って
六畳間、白熱灯、
          落ちて行った

(朝日が昇る頃に眠くなる)

才能はない ないんだ、確かに、ない
かと言って俺の中には努力もない、する気もない ないんだ!
だったら、俺には一体何がある? 何もない、ないんだ

(昼は眩しいので布団に籠るよ)

アイ、ユメ、ラッヴ 俺の部屋には あらゆるモノがないけれど
現実が いつもドアを叩いてる 賑やかな、部屋さ
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