よるのふち、あおのとり/
こだま千鳥
泥になった 沈むわたしの目
あなたがこぼした流れ星を 見る
ふちどりは よるのふち
ほうほうと ないて
わたしのつちを踏むでもなく
よるに とんで
あおい あおい 鳥
群になる
わたしに忍びこんでくる
あなたのおもかげ
闇と 雲間に 流れ星
降らせて
わたしを濡らして
とんでいった ふちどり
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