くるり/tatsuya999
たとえばそこに温かな場所があって
包まれるように暮らしていけたら
どれだけいいだろう
自分では対処できない出来事が
嵐のように襲ってくるたびに
僕は世界を回す くるりと回す
そこには冷たさが温かさになり
温かさが冷たさに変わる世界がある
どれくらい重ねただろうか?
遠い遠い裏側に
僕は来てしまったように思う
あの時の気持ちを今の僕には
わからない
結局逃げだったんだと気づいたり
生きていくために必要だったんだと
納得したり
くるり くるり 考えが まわる
それでも夢の中では昔の僕がいて
気持ちを巻き戻して
世界に色が戻っていく
くるり くるり
戻る 編 削 Point(0)