私たちの抵抗/ever
君と別れた後再び流れ出した時間は
残酷なほど私を自由にさせた
流れる風とスキマに耐え切れず
私はメールを打った
自由に耐え切れるほど自分をもっている君には
とても迷惑だと思っていながらも確認したくて
抱きしめあって確認するのが素敵な弱さだと知っている私と君は
意地をはって動きながら分かり合おうとしたよね
違えることを怖がらず
その結果別々の方向にいっても
かつて同じ方向を向いて歩んでいた時間は
愛として保存していいかな
愛とは諸行無常への抵抗である
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