一人オリンピック/span
僕は一人でオリンピックを開催していたのかもしれない
常に
自分で考えた競技を 自分で考えたルールで
対戦相手もいないのに 2位だったり3位だったり
時に1位だったり
まさか誰も参加していなかったとは
ナイキのマークがどれだけ上手く書けるかとか
イカした音楽の聴き方ができているかどうかとか
偽善と優しさの違いについて毎日考えたり
どれだけナチュラルにイカしたしぐさとか
どれだけ自分のズルさを隠せているかとか
最悪なオリンピック
なぜ誰も参加していないと教えてくれなかったんだ
僕は永遠にファンタジスタにもロマンチストにもなれない
君に夢を見せてあげることはできないんだ
ただ自分のために夢を描くことしか・・・・
ただ一曲 僕は 僕の歌を なんとかして 自分のために 描くことしか
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