新国富論(1)/生田 稔
主義は国民を攻撃のみならず他国の文明に毒されることも少なかった。故に他文明を緩やかに取り入れ、自国の独自性をも失うことのなかったこともあるのではないか。
今日もテレビでは国会の委員会の放映を見ながら、以前からの考察対象であったエネルギー問題について考えた。私の脳裏には人間の数多なる糞便が浮かび上がった。この糞便こそ、エネルギーの問題を解決するのである。このことについては、以前あるところで書いたがほとんどの人が心を向けなかった。
世界のいたるところで糞便は燃料として用いられていることをご存知の方は多いであろう。多言を待たず、糞便を燃料とせよ、神のごとくに為政者に申し上げたい。これほどふんだん
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