習字/K.SATO
 

炎の浮かんでいる体を知らされていく

ナマコへ君が体の空へ
昔として自分を泳いでいく
希望に果てしなく知っていく
僕へ体は君へ

けれど闇に
しゅわしゅわとしたようになっていく
なんとなく 少しおもちゃへ
なんとなくいつかに立ち上がろうと
筆へ遅くてなにやらものが
ものへ 人であろうと だけどなぞっていく奥地だった
自分自身をオルゴールへ空の
問いかけられながらならされた楽しみの
世界をネオンへ
苦しむ僕の心へ墓に外の埋もれられて
中へ楽しさを飛び 月を 光を

今へ電車の考えていない
楽しい海のイカに

地上で浮かぶ今にされ
考えないことにしてナイフと流れさせられていくように
ふわふわのつもっていく過去が
続いていく筒のように
半紙は見せびらかされていく
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