隣のカップル/こうこ
萌え女と秋葉系男
「俺学生の時はバスケしててさ」
「えーかっこいい。もてたでしょう?」
「そんなことねえよ 彼女いたしさ」
「そうなんだ何人くらいと付き合ったの?」
「えー覚えてねえ」
「えーーそんなに付き合ってたの?」
「短い付き合いとかだったからさ 俺すぐ飽きるし」
「えーじゃあアキちゃんのこともすぐ飽きるの?」
アキちゃんは自分のことである
「うんなわけねえだろ」
男がアキちゃんの頭を撫でる
「もう たっくんたら」
そのたっくんがトイレに席をたった時
アキちゃんは携帯で他の男と電話をして待ち合わせていた
アキラがどうたらこうたら・・・
彼女の中では今一人でケーキを作っているとゆうことになっている
私の心の中でチャラリーンと馬鹿みたいな音がなった
人が驚ろきそれを口に出せないとき
自分の中で音を作ってしまう
これは新しい発見だ
人は心の声を持っていて良かった
そう一人で納得しながら私はコーヒーを口にした
そして外を見れば雨がザーザーと降っている
チャラリーン・・・
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