窓から スルリ/いねむり猫
 
向くままに 傷ついて

いろんな人にぶつかって

なんだ 胸に響く人なんて いないんだ


がんばれ もう少し 私

いつの間にか坂道登って

その先に たいしたものがないことは

わかっているけど とりあえず


ああ 私が座ってる 日のあたる石段

おお すごい迫力の野良猫も 寝転んでる

うう 声をかけるのも怖いけど 横目でお互い ちら見して


なわばり まもれよ 




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