冷たい睡り/
水島芳野
何度となく夜空を見上げ諦めてきた
手を伸ばせば届く気がして
悲しげにまた僕を包み込む
月すらも瞳に映せない夜は
どうかあかりを灯して((僕を呼んで))
夜明けなどこなければいいね。
失われた少年の物語を読みながら
どこまでも深く落ちてゆこう
螺旋階段を下る夢を見ながら
もう一度目覚める
あさ。
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