新・七人の女ターザンVS荒野の血を吸う殺人サイボーグ パート2/がらんどう
 

さて、この奇妙な邦題であるが、原題は「ハラキリ・フィーバー」であり、パート2とは題されてはいてもそうではない。その上、本作には実際は女ターザンも殺人サイボーグも登場しないのであるが、ビデオのパッケージには両者が東京タワーの前で戦っている姿が描かれている。その他、パッケージには人間戦車やトカゲ型宇宙人の姿も描かれているが、これらも当然ながら本作には登場しない。では、なぜこのような邦題がついてしまったのかというと、実は本作品「間違って買い付けられた」のである。間違って買い付けた配給会社がその間違いに気付かないまま公開したというのが真相なのである。

紹介する上ではあらすじを書かねばならないので
[次のページ]
戻る   Point(5)