そんな気がする/ローザ
 
ラギラと
語って
微々たる歩数をふやしていた自分は

今のわたしにとって
眩しい存在である

しかし なんとかだましだまし
日々やり過ごしている
わたしは

過去のわたしより
周りに愛されている気がする

それは只の気のせいだ という気もする

こんな パラドクスで
溢れかえる今日も

リアルが忍び寄り

曖昧なわたしを痛めつける日の準備期間に過ぎない

多分

これは気のせいじゃない




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