あなたと見たい/ki
 
いたい
傍にいたい
私の全てを知って欲しいから股を開いた
いつだってその覚悟はしていた
成り行きなんかじゃない

いつだって、あなたに来て欲しかった
あなたの孤独をたくさんの私たちで満たしたかった
私だって寂しいよ
だからこの手は決して離さない
あなたと見たい
手と手を結んで、あったかくて暗闇に映える肌色はどこまでも行ける気がするんだ
あいしてるなんて越えるくらい、たくさんのわたしたちが絡み合って言葉にならない
言葉なんていらないとか言えたらいいけど
言葉にしたいから言うの


あいの中身をつくってます
あいの中身は、なんでもない私たちふたりです

その世界から 子供たちのわらいごえ
が きこえる



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