仝句集(自由律)/KETIPA
 
全から出た棒ひなたでくつろぐ


こっちの道にも花さけ三叉路


川に落ちた眼鏡 魚もかけない


四年かけて書かれた文集踏み台にする


蔦よできればあの電柱に行け


ほこり部屋の隅で集会する


そういえば用事あった一昨日


窓から冬みる茶をのむ
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