あるチキンの独想/もこもこわたあめ
 
休日という空間に。
僕と言う固体が。
特に動くこともなくかといって空虚でもなく
ただなんとなしに呼吸を繰り返しては
ただなんとなしに歩を進める

繰り返される幸と不幸を謳うテレビ番組
すべてが白黒ならどこか知らない世界でおきてる
絵空事に思えるのに

願う

休日という空間が。
僕と言う固体の上に横たわって
モノトーンの「極彩色」を塗りつけてるよ


戻る   Point(5)