現実以上、理想未満/もこもこわたあめ
 
きかも
確かめず
ボクは拙い大人の鬼ごっこに身を躍らせる

チケットがするりとこの手からすり抜けていくけど
気にせず
ボクはこの優雅な超常に心を躍らせ

体がまるで重力を無視したように軽い
心がまるで穴の開いた風船のように駆け回る
目がまるで魚眼レンズのように遠くのものも詳細に
見せた

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ボクは闇の中に浮遊して
   ボクの超常を飛び回って

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   「カレノ行方ヲシルモノハ誰モイナイ」
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