真っ赤なブルーに燃える太陽だから/aidanico
ップでしなやかなスピンに入るのだったがその回転が余りにも速いのでアメリカやらオーストラリアの先住民がよくやる火種の原理でよく燃えたよ。灼熱のような炎は悲しみに入り込み不遇な女の肌を皮の剥けるまで焦がした一方で脂肪の塊と呼ばれたふくよかな女の手元に入り吹き消されそうとする所を矢張り青いドレスを着た白髪の少女に口付けされ自由になるのだった、夏の日。
/髭のドン・ファン/
ソーセージのような肢体を投げ出して呪った女の数をトランプで数えている。午前四時のベルまで十三分二十四秒、の前に男はクラクションで葉巻を落として絨毯に直径二センチばかりの焦げ目を作ることになる
/ホオヅキの花/
オホーツ
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