なぞかけ/m-rod
ャークにさわると結んだ
僕の程度などそんなもの
いくつかの謎をかけ
いくつかの謎をとき
いつか、ぶつかられて出来た
船体の傷を眺めて過ごす
言いたいことは山ほどあるけど
ここはひとまず海だから
濁りはどこかへ来てしまって
キズもキスも変わりはしない
日誌は謎かけの速度で
操舵は泡のように軽く
酔って吐いて揺られてる
やらされるのはまっぴらだ
欲しいのはきっと謎かけ
自作の音楽なぞかけ
一山いくらで広がる波
並だけど、ここは海だから
特別なほどに真っ白で
いくらだって食べられるんだよ
並々と注がれる好奇心
青々とうねる広大な景色
その心
詩、の一言であらわせるんだ
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