ハンバーガーとコート/K.SATO
 
日何をしたのだろう 僕は
ハンバーガーもコートも なく
雨はやんでいないし 辛そうだ

僕はハンバーガーを買ったんだ
袋から取り出すと 現れたハンバーガーを
口に入れたところ、で
目が覚めた お決まりのパターンだった

世界のことなど知らないが
苦しめられる 僕の世界が
時計の針を染めている

人たちは僕にとって毒なのかな
目の前の欲望に走ったんだ
あれは喧噪の中
ああ

明日から仕事だ

戻る   Point(2)