/ヨルノテガム
 
れることで活性、夢精的性衝動とも連絡を取り合っている
二つとない人生への懐疑的停滞が底に流れ 何者でもない
社会構成員であること、消費消化されゆく生食品の隣りに
自身を並べ、崩れ壊れゆくのを見守る冷静な冷蔵庫としての
保管内生命、鍵を自らで保持している

わたしはじょうほうのうみのめがみである
おまえの秘密は秘密ではない
おまえの交信はこの建造物たる街並みを照らし、
流れるにふさわしい明暗である
おまえは風になりたいと思ったことはないのか?

誤りと意味から解き放たれゆく

わたしはおまえをそのある一点で凝縮し、出会うだろう












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