光と闇、そして虹/れるむ
 
 
ねぇ 君は知ってる
 
 
 
欲に紛れ
 
望み高らかに
 
愛を語り
 
情を盾にして
 
 
無作為な時間の中に
 
生きる意味を
 
 
ねぇ 君は知ってる
 
 
 
 
例えばその先で罪や憎しみを手にしても
 
例えばその果てに絶望しかなくても
 
それでも
 
僕らは歩いて行かなくちゃならないんだ
 
 
 
意味を、理由を
 
この世界に生まれ堕ちたその日から
 
生きる意味を探してた
 
生きる理由を探してた
 
 
それはとても検討違いな色で
塗り固められていたけど
 
崩れずに僕は此処にいる
 
まだ
 
此処にいる
 
 
幾度時を重ねても
 
問いかける声は
 
今も、木霊し続けている
 

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