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水町綜助
で退屈と呼ばれてる空白の裏側
空飛ぶ紙飛行機の行方
ようするに昨日見た夢の結末
お誂え向きな季節
今は真夏
三十三度で溶けるこの世界に
溶かし込んでみたい
町を走りまわりかき混ぜて
白線をなくしてみたい
僕はそれを望み
世界はそれを拒むか
そこまで考えもしないか
どちらだっていいことだ
というかわからない
だから僕はしかられるまで溶かしてかき混ぜてみる
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