follow my nose/完食
 
私はにゅーたいぷ
しかし人類はおーるどたいぷ

だから 上手く息が出来なかったのは
仕方のないことなのです

私が世間に合わないのではなく
時代が私に追いついていなかったのです

私は両手を挙げて喜びます
万年酸素欠乏症気味な頭で叫びます
「私こそ人類のガ、がはあgじおjわいあい…

私には喜びを体現することもできないのだろうか
にゅーたいぷとはかくも不自由なものなのか
死のう!

私は再び両手で口を塞ぎます
   ―やっぱり 呼吸は続きました
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