私の詩論 「第2部 ゲノムとポエジー」/ばんざわ くにお
 
再開前に作った最後の詩は30年以上前である。
つまり、奇跡的に30年間死んでいた詩心がよみがえったのである。これはどうも
高速移動体と関係があるらしい。というのもここ最近、毎週仕事で地方に出張するように
なって新幹線に頻繁に乗るようになってから詩心が刺激されているようだ。
現代詩フォーラムに投稿した12詩の内、ほとんどが出張から帰る新幹線の中で生まれた。
高速で移動することが人の脳(少なくても私の脳にとって)に詩作のための
インスピレーションを与えていることは間違いないと思う。


                                    以上

参考文献
リチャード・ドーキンス著 利己的な遺伝子 紀伊国屋書店

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