覇王紀/《81》柴田望
 
性は科学の中心の結晶氷を加圧、あるいは気相からの蒸着結晶構造は曲を作る吸い上げ音楽の由来するものを岸辺怨念にわれわれの暗褐色で粘性ある知識のみの人たちがちらすのは亜臨界水・超臨界水の決して録音技術と概念の中に含まれない恩寵の形を「人工空気の実験を含む三論文」の伝統的な国際法に基づく行為の頬が赤くなるとは なめくぢの遅すぎるオキシダン(Oxidane)光の中立ち上がる「水上の音楽」を青い孤独の接点と揮発性あり細胞内液、細胞外液をあわせたものも現はれて国民保護法第2条第4号に単なる翻訳ものと揶揄されること軍事情報を視覚、聴覚等で楽しむ芸道を管轄する役所「嵯峨御所」は「音による芸術」そのときを揶揄の対象
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