ー 大夢 ータイム/Sa;
 

銀色の星夜
永遠をひきずって歩く
時計売りとすれ違う


あまりにも
正確に時を刻むあまりに
永遠を
永遠と
繰り返しては
繰り返す。


時計売りは

小さなコエで


永遠はいりませんか?


と呟いていた。



僕は、振り向こうと思ったが


いま、永遠というものより
ほしいものがあったので


振り向かないで


歩きだす。
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