あをの過程さんの時間論−「存在の彼方へ」を読んでみる12/もぐもぐ
任、若しくは<善悪の彼岸>−「存在の彼方へ」を読んでみる11参照)のような、自らが記憶の中に姿をあらわす以前に、その者を服従させてしまうような、そうした何かとして後に提示されることになる。
この「隔時性」という概念は、かなりややこしいし、私自身も十分に把握しているとは言い難いので、次回また別に検討したい。
なお、この文章中で示した、あをの過程さんの時間論についての解釈は、全て私個人の解釈に留まります。
最後に、断りもなく議論に引用させていただいた、あをの過程さんと、その素晴らしいエッセイに、心より感謝致します。ありがとうございました。
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