★103 イマ、キミハ…/貴水 水海
 
僕が君に
初めてあった日

あの日から
ずっと
僕は君を見続けていたよ

何をしても気分がはれなくて
蝋人形のように
凍えた僕が
君がいるだけでうれしかった

喜びも苦しみも分かち合ったね

君をずっと愛し続けていたい

これが僕の唯一の答え
決断だった

僕はもう恐怖も絶望も感じないほど
色々な事をやってきた

神に祈ることも
あまりにも
間違いを重ねた僕には許されない

君だけだった

君が変わっていくのも
裏切りといわれることを
するようになっても

君を愛し続けていたかった

君は泣きながら出て行った

君が僕にさえ出逢わなければ
君はそんなになりはしなかった

わかっているよ

僕はいまも
君を想い出す

どこでどうしているんだい

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