MAILER-DAEMON@xxx.ne.jp/オオカミ
きみはいまどんな顔をしている?
わたしはまだ、白昼に晒された腕をあいせないでいるよ
陽にやけていく肌を見ながら
侵食を止められない
ゆるゆると育った幸福は、病巣
その生温ささえ 永遠のような気がして
笑顔の隙に舌打ちする
帰路のアスファルトが照り返す
あの夏も
あの日々も
あの道も
なにもかもが
くるしい
きみは、いまどんな顔をしている?
わたしは傷つかない
なにひとつまともに愛せやしないから
この悲しみの行方も 過去にしかない
かえってなどいけない
わたしはいま、わらっているよ
あいたいね、
あおうよ
あいたいな
、
明日もまた等しい
わたしにはあしたしか抱いてあげられない
抱いてあげられないから
わらうね
どんな脆弱さえも瞑らない
きみのいまをおもったとき
わたしのいまがあった
きみのあしたをおもったとき
わたしのあしたもある
ああどうか元気で
げんきで、
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