零度 ( 爆心の 朝、 )/るか
 
  朝、
     秋は去り



     朝、
     この朝がわたしに問いかける。
     明けたのは
     どんな素姓で
     それはいつ
     いかなる楔を穿った
     のか、
     と。


     爆心の、朝を
     いつまでも
     輪舞している。











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