刻まれたものは擦り切れるまでは息遣いで在り続ける/ホロウ・シカエルボク
上げられた明日廃棄されるためのゴミの堆積、俺はそれだって詩と呼んじまう、韻律とか文法よりそんなもののほうがずっと重要なのさ、汚れなきポエジーなんか話のタネにもなりゃしねえ―すれ違う自転車の若者たちがどいつもこいつも唇を少し突き出しているように見えるのは気のせいか―?
もうすぐ夕暮れ時だぜ、今日の空は赤くなることは無い…ただ光が無くなって、もう少し冷えるだけさ…そろそろ帰るぜ
シャワーを浴びて、デジタルを洗い流そう
俺の身体は、プログラムじゃ動きゃしないからな
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