敵を知り己を知れば…仲仲治さんに恐る恐る話しかけてみる/石川和広
 
り」を並列させてあれこれ論じることとは真逆です。まさに俺は何ものなのかと問い、思い、初めて、ではそれを知るためには実は自分を育て活かしも殺しもする社会や他者を知らなければならないと進むのです。社会や他者もイメージだというのはもっと後のことである時期までは、世の中って嫌だなと思いながらそれでも考えていた吉本がいるのです。この要約は間違っているかもしれませんが、私はそう思います。
己を知り敵をしれば百戦危うからずといいます。敵を知ることは己を問うことと併行したほうがいいし、己を知ろうとしなければ敵を知るきっかけがつかめない。自戒を込めてあなたにこうお伝えしたいと思います。お節介で申し訳ない。

でも納得するまでお好きにやんなさいということもあるけど…実は私が知らないだけでとんでもないテーマをあたためているのかも知れないから。いやそれも確かなことはいえませんが…けど時間はかけてるけど本人は身銭を切っているというがどうもそういう確かさがないんだよな。それは無重力のような。なのに苦しそうだ。


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