お祭り気分/天野茂典
 


  
   今でもサンタナを聞くと
   どっと夏がやってくる
   お祭りなのだ 蝉時雨のように
   夏の耳を 熱くするのだ
   サンタナがやってくる
   胸があつくなる お祭りだからだ
   もう古くなりつつあるが
   サンタナは夏男だ とても
   ホットなサウンドだ そう祭囃しのように
   にぎやかなのだ ラテンの血がさわぐ
   ROCKなのだ サンタナと踊ろう
   サンタナと旅にでよう ステップ踏んで
   海をめざそう MDウオ−クマンを持って
   お祭り騒ぎに出かけよう 遠く斜里町郊外
   以久科原生花園 オホ−ツク海を眺めながら
   斜里岳や知床半島を遠望するのだ
   北海道の夏は風が乾いてさわやかなのだ
   知床にゆこう 原生林に囲まれて
   サンタナとギタ−を弾こう
   知床峠でライブをやろう
   お祭りなのだ ビ−トをきかせて
   日常の弾みにしよう
   サンタナを聞くとぼくは無性に
   お祭り気分になってくるのだ

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