きみをおもう。/Sa;
 

おなかがすいて
まるまって
夜が朝をつれてくるのを

待っているとき


きみをおもう。


白く、黒く、
夜のなか


きみの足音に
耳をすます。


とおく、遠く

聞こえるはずのない


きみの足音を。





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