バラのように/
Etuji
信じられるだろうか
バラのえだにバラがさくことを
そこからはじまる
明日の物語を
不信の想いは命の種を闇にうめる
眠れぬ闇に吠えるようにもだえるのだ
大地をうしない長いときがすぎた
そして希望をうしなう
それでも私はあなたの名をよびつづける
遠い稜線の概念に日がのぼりはじめる
バラのように
わたしたちの種は生きているのだ。
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