さぁ、とりあえず陸を探そうか?/
三奈
君はいつも高みを目指して
私はそれに応えられず
空の路にはぞろぞろと
人の行列、先頭は君
次の星を目指すのだ
眠りについたこの星をすてて
豊かな緑を目指して歩く
空の路には人の行列
高みを目指して歩いていたけど
私は酸素が足りなくなって
ぼちゃん、と海に落っこちた
(あぁ、もう人が蟻のよう)
水面から見た空は綺麗すぎて
声を出さずに泣いた
涙は海の水と混じって
水は更にしょっぱくなった
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