青女月/信天翁
 
          ノンレム睡眠中
    深夜ラジオのイヤホーンから
      ぼんやりと耳に潜入した
             ひとこと
    「一日に一度はなんでもいい
    なにかに感動しましょう」と

              そうだ
  まんまくが張られてなくてもいい
       血の小旗を打ち振ろう
透明な四次元のメトロノームのように
            一日一回は
 それがたとえクレージーであっても




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