俺の満員電車/日雇いくん◆hiyatQ6h0c
間違いだった。
事件は起きた。
女の多そうな車両に乗りこむと、たちまち車内にたちこめるフェロモンなのかなんなのかよくわからない甘くむっとする匂いに圧倒された。
そこですぐ自分の愚かさに気がつき、電車を降りればよかったのだ。
たちまち俺は勃起した。
だが、うっかり股間など押し付けると何をされるかわからない。
しかも今日は、押さえが利くジーパンではなく、うっかりジャージで乗りこんでしまった。
俺はポケットに手をつっこみ、その上から必死に勃起を押さえた。
すると、その押さえる手が俺のイチモツに必然的に触れ、ジャージの感触とも相まって非常に気持ちよくなってきた。
ああ。
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