モンパルナスC-8/《81》柴田望
 
七人 に 天空 と 無名 で 起ち              
あらがいがたき 正午 を 周囲 を 迸り 位置              
とびのくやうに 最初から 生存スルハズ の                 
おれ を 粘ばつかせて 少年 の 堪えて それが              
穹窿 が 何 祈り の きて               
                    
孤独の接点 は わたし の 匂い                
岬 が 明るい 意志 では 果てた               
逆吊り を 現実 の もとめてゐる。           
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