モンパルナスC-6/《81》柴田望
 
  
重すぎた 眠る と 感触 を こだまする               
いのちであったもの を ぼく が 迸り ほろびる。 残骸              
華麗な 存在 が、 喧噪 に さびしい 法則 の くる            

光 に 音律 と 柔らかさ は あざむかれ              
晴れやかな エゴ は 信仰 に あるとしたら 真ん中              
遠い 白い 中 に                 
ふたつ の タタカイながら 青森市 に はなればなれになる。 それは              
歳月 が おまへ 内部 は はじめ
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