蝋燭/《81》柴田望
 
燈芯 は 飛ぶ                  
日常 も 息絶える 小学校 と 明るい 超え              
眠る な 突き出される 草 が 声 のは              
周囲 では 首 を もとめてゐる。 です 「乗せてください」 に 散らばる            
次 と ひろがり                  
そして むきだしの アルチンボルト は 失い                
少しも つかいはたせるとき の 聞き分ける                 
下 の 「サフラン摘み」 が 沸き上がる                
貪欲に 
[次のページ]
戻る   Point(4)